では、栄養代謝にとって不可欠なこの超微量栄養素のじょうずなとり方についてのべてみましょう。
たとえば、根菜類には土のなかに含まれる金属イオンがたくさん入っています。
鉄分、ナトリウム、亜鉛、フッ素、カリウム、リチウム、それにヒ素も入っています。
これはふだんはあまり関係ないのですが、この100分の1マイクログラムぐらいのヒ素が、人体の栄養代謝のなかでひじょうに重要な働きをしているのです。
繊維をとるためには、ほうれんそうとか春菊とか根みつばといったいわゆる緑の濃い野菜でなければなりません。
ところが葉野菜だけ食べていても根菜類を食べなければ、やはり栄養素が十分とはいえないのです。
ビタミンCとかAは地上にはえている野菜でいいのですが、土のなかには金属類がひじょうに多いので、土からとれる根菜類を食べないと、金属が不足して代謝が悪くなってしまうのです。