日本人は歴史的に「乾物類」を重宝してきました。
高野豆腐や湯葉、かんぴょう、ひじき、昆布などです。
これらの乾物を水でもどしたものと、なまのものをくらべてみましょう。
100グラム重量で比較すると、乾物のほうが鉄分やカルシウムが3倍ぐらい多いのです。
たとえば、しいたけを天日乾燥させると、化学変化がおこって、プロビタミンDができ、さらに、たんぱく質の量がふえたり、鉄分やカルシウム分もふえます。
また、切り干し大根は、なまの大根にくらべて繊維もたいへん多いし、鉄分、カルシウム、それにたんぱく質も多くなっています。
・・・このように、乾物野菜というのは、ただ流通に便利だというだけでなく、知らず知らずのうちに体得した昔の人の知恵によるものなのです。